幾何公差の種類と記号・定義5

8.直角度公差(データム直線に対する線の直角度公差)  
公差域の定義 図示例とその解釈
公差域は、一平面に投影されたときには、データム直線に垂直で、tだけ離れた2つの平行な直線で挟まれた領域である。
指示線の矢で示す傾斜した穴の軸線は、データム軸直線Aに垂直で、かつ、指示線の矢の方向に0.06ミリだけ離れた2つの平行な平面の間になければならない。

9.傾斜度公差(データム直線に対する線の傾斜度公差)  
公差域の定義 図示例とその解釈
(a) 同一平面内の線とデータム直線
一平面に投影されたときの公差域は、データム直線に対して指定された角度で傾き、tだけ離れた2つの平行な直線の間に挟まれた領域である。

(b) 同一平面内にない線とデータム直線
対象としている線とデータム直線とが、同一平面上にない場合には、この公差域は、データム直線を含み、対象としている線に平行な平面へ、対象としている線を投影したとき、データム直線に対して指定された角度で傾き、tだけ離れた2つの平行な直線の間に挟まれた領域である。
指示線の矢で示した穴の軸線は、データム軸直線A-Bに対して理論的に正確に60°傾斜し、指示線の矢の方向に0.08ミリだけ離れた2つの平行な平面の間になければならない。


データム軸直線A-Bを含み、指示線の矢で示した穴の軸線に平行な平面への穴の軸線の投影は、データム軸直線A-Bに対して理論的に正確に60°傾斜し、指示線の矢の方向に0.08ミリだけ離れた2つの平行な直線の間になければならない。